たかが1本・・・

よっすぃ~

2009年05月28日 23:42



今日は漫画の「将太の寿司」からのエピソードを
この「将太の寿司」との出会いは実はつい最近で、この頃コンビニに昔の復刻版の漫画が売ってるじゃないですか?漫画が大好きな私はいつもコンビニによる度に漫画を買っちゃいます
だって大人だもん♪買いたいものは買わなくちゃ嫁には怒られるけど・・・

んで本題ですがこの「将太の寿司」は魚の知識が得られることはもちろんですが実は“仕事”というものに対してすごく考えさせられる漫画なんです。この作品のおかげで私自身の仕事に対する考えや思いが大きく成長できました
話したいことは山ほどありますが私が感動というか改めて考えさせられたお話を一つ紹介します

お話は将太が鳳の親方の馴染みである富寿司に応援に出向いたときのお話。

話は富寿司の親方の指導が厳しすぎて辞めてしまった弟子の回想シーンでの事・・・
その弟子が辞めるきっかけとなった出来事は富寿司が毎年請け負ってる山田小学校の“ひな祭り会”の1,200人分の巻き寿司(一人600人分)を準備している時。前日の昼間から徹夜で作業しているとき最後の数本で材料のしその葉が足りない・・・あるにはあるがしなびた材料。たかが数本のために買いに出るのは手間だとそのまま巻きにはいる弟子。それを見た親方は・・・

このバカ野郎!!!(富寿司の親方)

オレは今まで何百本も真面目に巻いてきたんですよ!
この中のたかが1本だけじゃないですか!(弟子)


てめえという野郎は・・・まだわかんねえのか・・・!

ここでガツンと親方のケリが顔面に入り、それに頭にきた弟子はそのまま辞めてしまうわけなんですが皆さんは今のやり取りを聞いてどう思われますか?確かに今まで真面目にしてきた仕事をたった1本で否定されてしまうのは辛い話ですがこれには深い理由があったのです。

その弟子や私、またこれに対してあんまりだよね~と思われた方にとってはその巻き寿司は600本の中のたかが1本かもしれません。
だけどその巻き寿司を食べる人にとってはその巻き寿司がすべてなんです!
おいしいお寿司を楽しみにしてきたお客様の期待に応えられないことはもちろんその人の信頼は永遠に失われてしまうことにつながるというわけです。

私の現在のお仕事はすごく地元密着でさらに非常にたくさんの方と関わり会うお仕事です。そんな時このエピソードはすごく自分の仕事に共通することが多いと感じました。
1日に何100軒という方と関係する際、「1軒くらいいいやろ?」とか「少しぐらい・・・」。
皆さんも仕事などでこういう自分自身の弱さと直面することがあるでしょう。しかし、そんな時はこの話を思い出してみてください。自分の弱さで大切なお客様、友達、家族の信頼が失われているかもしれません。自分の弱さが出た時はそれに甘える前に回りの人たちの顔を浮かべてみてください

殺伐とした世の中にチョット嫌気がさしてたと憂いておられたcocoさんの先日のブログを見てふと思い出したお話でした
(cocoさん勝手に紹介しちゃってごめんなさいそしてまた遊びに来て下さいね♪)


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